2月19日(土)
無事にひなまつり発表会を迎えることができました。
子どもたちの「内緒」、当日まで一緒に楽しんでいただけましたか・・・?
踊り「うれしいひなまつり」「さくらさくら」
少し緊張した様子の子どもたちでしたね。
急いで着替えて・・・
劇「しらゆきひめ」
それぞれが役を楽しんで演じてくれました。
楽しんでくれていたら◎、そこに誰一人セリフを忘れてないという自信をもって取り組む姿もプラスしてくれました◎
合奏「カイト」
歌 「6才のうた」
合奏では、それぞれが素敵な音を奏でて、それが合わさって最高のメロディーにしてくれました。
歌は、どんどん大きくなる声に子どもたちの気持ちがのっているように感じられました。
ライブ配信が途切れ、2度歌うことになりました。一度幕が閉まったとき、約1時間集中して取り組んでいたであろう子どもたちの顔がほっと緩みました。「ごめんね。途中で切れちゃったから、もう1回歌うね。さ、前向いて。」の一言に子どもたちの顔は瞬時に引き締まりました。子どもたちのたくましさを感じた場面でした。
今回の発表会への取り組みの中で気づいたことは子どもたちの柔軟性です。
「○○の役したい人いないからどうしようかな(独り言)」
↓
「わたしするよ」
「○○の役がどうしてもいいんだって。変わってくれる人いる?」
↓
「じゃあ、ぼくが変わるよ」
「コロナでピアニカできなくなったんだよね。ハンドベルに変わるけどいい?」
↓
「コロナやけん?わかった」「いいよ」
保育士の「どうしよう」をすぐに解決してくれた子どもたち。こちらが思っていたよりもすんなり受け入れてくれました。柔軟に対応することって大人になればなるほど、経験から受け入れづらくなっていくように感じます。いつまでもこの柔軟性大切にしてほしいです。
当日までどう進めていくかということも課題でしたが、「今日も劇する?」「合奏は?」「えー、やらんのー?!」と子どもたちのやりたい気持ちが爆発していました。
なかったらなかったで、思いっきり遊んで楽しんでいたんですけどね。
「生活から行事へ、行事から生活へ」
行事が特別なものではなく、子どもたちの日常の一部であってほしいと思っています。
ここまでの、子どもたちとのやりとり、子どもたち同士のやりとり、その中で生まれた子どもたちの心の成長、結果ではなく、過程に目を向けています。
今回、保育園生活最後の発表会が無観客になり残念な思いをされたと思います。しかし、通常の生活の中で行われていた発表会でも、体調不良で当日参加できない年長児を何人も見てきました。コロナ禍、そして第6波の最中、日々どうなるのか毎日わからない中で、全員が参加できたこと、それって奇跡じゃないかな・・・と思っています。
担当:兵頭