1月9日(木)
おせちのぬり絵を置いていると、
「これ、おせちだよね?」
「お正月食べたよ」
と話が盛り上がっていました。
「おせちつくろう」といろいろな素材を使いながら、「これは黒豆」「こっちはかまぼこ」と見立てて作ったり、「ほかになにがある?」と保育士に聞いたりしながら、おせち作りに挑戦していました。
この日の前日、「氷できるかな?」と担任の先生とボールに水を入れてベランダに置いていました。
残念ながら水のまま・・・。
せっかくなので、なぜ氷にならなかったのか、どうすればいいのか、みんなで話してみました。
子どもたちに聞いてみるとたくさんの考えがでてきました。
「夜は雪が降る」「明日は、今日より寒い」等、こちらが言わなくてもいろいろなことを知っています。
「寒さが足りない」
↓
「北海道にいけばいいよ」(寒さが足りない事への解決策)
↓
「愛媛県より、北海道の方が寒い」(なぜ、北海道なのか)
↓
「北海道に行くには飛行機に2回乗らないといけないよ」(どうすれば行けるのか)
友達の話を聞いた上で、解決策や理由を言っていました。
正しい答えが出ることがいいのではなく、自分で考えて、自分の言葉で伝えることが大切です。
なので、「これが正解」「これは間違い」ということは伝えていません。子どもたちが生活していく中で、経験して気づいていきます。
このタイミングで実家で雪が降っていたので写真を持ってきました。
「ゆきだー!」「これどこ?」と興味津々。
「自分たちは愛媛県の松山市に住んでいる」ということを知っている子もいました。
「これも愛媛県だよ」と伝えると、「えー!保育園は雪が降ってないのになんでー?」とびっくり
「保育園よりも寒いんじゃない?」と考えを巡らせていました。
北海道に愛媛県、さらに市町村の話がでたのでこれはチャンス!
日本地図と愛媛県の地図を貼ってみました。
この数日後、話は世界へ。世界地図を準備してくれていました。
子どもたちの興味のきっかけはいろんなところにあります。そのタイミングを見逃さず、子どもたちとわくわくする日々を過ごしたいと思っています。
担当:兵頭