2025/01/08
ジャンケンゲーム

1月8日(水)

前回の反省をいかして、ぐるぐるからぐねぐねに変えてみました。

「じゃんけんしたーい」と来たのは2人。

年中児2人VS保育士1人

大人だと、負けたら絶望的な状況になることはすぐにわかりますよね・・・。

ジャンケンに勝とうが負けようが、ひたすら走るしかない。

 

しばらくひたすらダッシュしてると「先生1人なの?」と助っ人がやってきてくれました。

 

 

 

しばらくしていると年長児の子どもたちがやってきました。

 

年長VS年中に自然とチームがわかれました。

人数全然違うんですが、誰もなにもいいません。

 

 

 

 

また、しばらくしていると「なんか人数少なくない?」と年長児が気づきました。

ここで面白いのが「そっちにいってあげる」と年中児が、ほとんど移動してしまうんです。

「なんかこっち多くなった」と年長児が移動したり、また戻ったり、そんなことを繰り返しながら調整していました。

 

こちらが「全員で〇人だから、〇人と〇人にわかれて」って言ったり、チーム分けをしたりすれば、それは平等で速いかもしれません。しかし、そんなことをしたら、子どもたちの考える機会、学ぶ機会を奪ってしまいます。保育の中で大切なのは「効率の良さ」ではなく「試行錯誤すること」です。

 

 

 

この遊びは、「走って出会ったらジャンケンをする」ただそれだけです。

ですが、

・ジャンケンの勝ち負けが分かる

・線の上を走る(子どもたちには意外と難しいです)

・速く走りながら、友達にぶつからないように走るスピードを調整する

・ジャンケンに勝ったか負けたかを判断して、そのまま進むのか、列に戻るのか決めて行動する

・友達のジャンケンの結果で、自分が走り出すのか、止まっていていいのか判断する

・ジャンケンに負けたことを次の友達に知らせる

・終わってもすぐ始めることができるので、繰り返し行うことで運動量が多くなる

・人数の違いに気づいて調整しようとする(今回はこんな姿も見られました)

 

子どもたちは思いきり遊んでいます。その遊びの中にたくさんの学びがあります☺

 

担当:兵頭