2024/09/03
言葉での伝え合い

9月3日(火)

 

9月に入り、たんぽぽ組の友達も新しい季節の変化を少しずつ感じながら、元気いっぱいに過ごしています。しかし、日中はまだまだ暑いので引き続き水分補給しながら体調管理に気を付けていきたいと思います。

日々活動の中で、子どもたちは言葉や身振り手振りを使って友達と遊んだり、保育士等に何かを伝えようとしたりしています。今日は言葉にスポットを当ててみました。普段、子どもたちはどんな会話を楽しんでいるのでしょうか?

 

「みてー!パーポーパーポー」保育士に救急車をサイレンの音で知らせています。

 

「○○くん、すわってー」と手で座って欲しい所をトントンと叩きながら友達を呼び、横に座るととても満足気な様子でした。

 

こちらは友達に「ボールかえて」と交渉中・・・すぐに友達も「いいよ」と言って交換し、この後2人ともニコニコ😊しながら遊びたい所へ走って行きました。

 

「つぎYがする。」と言って協力しながら順番にブロックを高く積み、積んだ後は一緒にお腹で倒して大笑いしていました★

 

何か話しているので近くに寄ってみると、レールに書かれている文字を読もうとしている子がいました。

 

「せんせー、『あ』がないね~」と話し、文字に興味を持っている様子でした。

 

指さしするのでその方へ行ってみると「とけい。1,2,3」と言っていました。話す言葉だけでなく、文字や数字にも興味をもっている子が増えてきました。

 

保育士の話を聞いた後、「おにいちゃん、おねえちゃんくるからおかたづけする。」と使っていた人形を自らお片付けし始めていました。

 

「せんせー、むしおったよ。うごかん。」「ひっくりかえったらうごくんよ。」と一生懸命保育士に伝えていました。

 

トイレに今行ってきたことを友達に伝えていました。話を聞いていた友達もその後、自らトイレに向かっていました。こんな微笑ましい会話からも友達の影響を受けることで「自分もやってみよう!」という気持ちになり、楽しくトイレトレーニングを進めるきっかけにもなっています。

様々な言葉を使って、友達や保育士に一生懸命自分の気持ちやしてもらいたいことを伝えようと会話していました。

このように、言葉を使って自分の気持ちや考えを伝えることでコミュニケーション能力が発達します。また、友達と遊ぶ中で、協力したり順番やルールを守ったりすることを学び、社会性が発達します。言葉での伝え合いを大切に楽しく会話できるようにこれからも見守っていきたいです。

担当:室家