元気な子
心身ともに
健康な子になるために
がんばる子
最後まであきらめない
心の強い子になるために
やさしい子
人にやさしく
思いやりのある子になるために
教育現場でさまざまな社会問題が起こっている昨今、子どもの頃からの「心の教育」が唱えられています。
精神的にも身体的にも健康で、守らなければならないルール等の社会性を身につけ、お友達同士の関係や大人との関係など「人間関係」を柔軟に対処できる力を養い、相手の気持ちを考え思いやりのあるやさしい心をもった子どもこそがこれからの時代に必要であると考えます。
すなわちお子さまが将来このようなバランスのとれた人格になるためには、幼年期から日常の生活習慣・心身の健康・人間関係・子どもの環境・ことば・表現などに配慮していくことが大切です。
よく考え行動できる子とは自分のことが自分でできるように自立しており、自分で判断して行動ができる状態をいいます。他人の指示で左右されるものではありません。
高木保育園ではさまざまな保育園ルールを決めています。集団生活の中でその決まりを守ることが社会の一員としての第一歩です。その中で自分で考え判断できる力を養います。また自分でしたいことを選択できる環境をつくり、毎日をリズムよく過ごします。
とりわけ、よく考え行動できる子はことばの語彙が豊かです。なぜなら、ことばは思考するための道具であり、人とのコミュニケーションの道具として活躍するからです。
ことばを習得するには、単語自体を覚える以上に、絵本や物語の中で自然に習得したり日常の会話から身につくと考えられます。
小さい頃にお父さんやお母さんに絵本の読み聞かせをしてもらうとき、子どもは動かない絵を見て、自分の頭の中で想像力をめいっぱい働かせ、ストーリーを理解していきます。また絵本からことばを覚えていきながら、子どもは絵本の中に繰り広げられるいろいろな世界を体験します。さらに絵本を読んでもらいながら、子どもはお話を真剣に聞こうとする姿勢も身につけていきます。たくさんの感動を積み重ねていくと、その考える力が養われます。この時もっとも効果的な読み聞かせは、親子のあたたかい雰囲気で読む絵本の時間なのです。
この考える力が身につくと、やがてことばからそのものをイメージできるようになり、豊かな想像力を持てるようになります。また小さい頃からお子さんに絵本の読み聞かせのようなやさしい語りかけをすることによって愛着が生まれ人を信頼する心が育まれます。絵本や語りかけを通じて愛着が生まれると、やがて本好きな子へ、活字好きの子へと育っていきます。
ここで大切なことは「強いて教えるな」ということです。強制して何かを教えても、それは決して身につかないからです。お子さまの可能性を伸ばしていくためには、子どもの好奇心を引き出して育てていくことだと考えます。
子どもは成長過程で「これは何だろう?」「どうして?」「どうすればいいのかな?」などの疑問をもつ時期があります。その疑問を大切にして、その方法や解決策を自ら考えることが大切です。大人がすぐに答えを与えてはいけません。どうしてもわからないことなどは、いい加減な答えをせず、お子さまが理解できるように丁寧に説明をしてあげましょう。
もし大人もわからないことを聞かれたときは、正直にわからないと答え、逆に子どもと一緒に本で調べるなどして答えをみつけるようにしましょう。
本の知識だけでなく、子どもは本物に出会う経験や実際にいろいろ体験することが必要です。ご家庭の中での日常の体験は、例えばお手伝いをすることで経験できます。散歩で出会う草花やドライブで行った海や山などの自然体験も、子どもたちの五感にすべて吸収されます。社会のことが理解できる年齢になると、できるだけ訪問や買い物、例えば音楽会や観劇、博物館、美術館、動物園、病院など一緒に行ったりして、できるだけ見聞を広めるようにして、目に見えるもの、耳に聞こえるもの、心で感じることなど、本の中やお話の中では得られないものを実体験で感じてほしいと考えます。
保育園の行事では、例えばじゃがいも掘り、さつまいも掘り、やきいも大会、おもちつき会、園外保育などをはじめ、「感性」を育てるためには空想ではなく実体験してほしいと思います。
今後ますます情報化社会で利便性が追求される中、昔からの伝統文化やその生い立ちをよく理解することはとても重要ではないでしょうか。「何でもスーパーに売っているが、どこでどのように作られたのか知らない」「壊れたら買いなおせばいい、使い捨てが当たり前、自分がよければそれでいい」などの社会風潮に飲み込まれないように、生命の大切さや人と人とのふれあいがある、心の温かい子に育ってほしいと思います。
特に高木保育園では、ゴミの分別や資源の廃品の再利用、お散歩帰りの清掃活動など「小さなECO活動」を子どもたちと一緒に取り組んでいきたいと思います。
やっぱり家族が一番!
あったかい家庭こそがお子様にとって最高の環境です。
毎月19日は全国的に「食育の日」です。
高木保育園ではお誕生会に合わせて「食育の日」としています。子どもたちに元気になってもらおうと考案した、季節の旬野菜たっぷりの給食レシピが好評です!旬野菜は栄養価が高く、おいしさも◎二重丸!
みんなたくさん食べてね!